➤DB Coatingとは
株式会社ディ・ビー・シー・システム研究所が開発した最新の技術を用いた
表面処理(マルチファンクションコーティング)です。
耐腐食性に優れ、基材金属の高温疲労強度、耐摩耗性の向上が可能な画期的な技術です。
➤特長
- 独自技術のバリア層と防食層の2層構造(コーティング層)
- 基材とバリア層間の相互拡散(互いに物質が移動すること)の抑制による長寿命化
- 最大1,200℃の超高温耐性
- 高温時の耐曲がり性の向上
- セラミックも含めた多くの材料に施工可能
1.2.独自技術のバリア層と防食層の2層構造、基材とバリア層間の相互拡散の抑制による長寿命化
従来の表面処理技術(溶射剤)
- 基材に”のせる”技術のため、結合力が弱く、外部影響に対する耐性が弱い
- 剥離やヒートショックによる割れが生じる
- 高温域では基材とコーティング層間の相互拡散により防食性や強度の低下が生じる
DBCシステム
- 基材とコーティング層の密着性が強固なため、高温域でも密着性を確保できる。
- ヒートショックによる割れにも強い
- バリア層により、長期にわたり耐腐食性と強度を確保
他社コーティングの欠点は、実際使用時に基材とコーティング層が拡散して、性能が劣化してしまう事でした。拡散バリアコーティングは、基材とコーティング層の間に拡散抑制層を形成させて、長寿命化を実現しました。
3.4.最大1200℃の超高温耐性、高温時の耐曲がり性の向上
DB Coatingにより基材の耐曲がり性(クリープ特性)が向上します。
➤コーティング合金構成材料
- ニッケル:Ni
- クローム:Cr
- コバルト:Co
- ジルコニウム:Zr
- アルミニウム:Al
他
※用途により配合率が異なります。
➤対応仕様
- ワークサイズ(最大):800mm×300mm×300mm
- コーティング後の耐熱温度(最大):1200℃
➤用途・使用例
ガスタービンのエンジンブレード
自動車等の部品への使用
他にも…
化学・石油メーカー電子部品メーカー
熱処理炉メーカー・熱処理業
鍛造・鋳造メーカー
製鉄所・電炉
バイオマス・ごみ焼却炉・ボイラーの部品
自転車部品メーカー、その他スラスターエンジンの燃焼研究 etc…
など現在でも様々な用途で使用されています。今後もより多くの場所でDB Coatingの展開が予定されています。
➤注文方法、お問い合わせ他
お問い合わせ、ご相談に関しましては、総代理店である富士精工にて承っております。
下記ボタンよりご要求仕様書をダウンロードし、内容をご記入の上、[FAX]または[メール]にてお送りください。
また、カタログもご用意していますので、こちらよりダウンロードをお願いします。
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